ギャップ

意外に繊細!芸術に造詣が深い男性【モテレポート】

リアさん(26歳 IT関係)

春に同じ課に異動になったばかりのKくんは、中学から大学までずっとラグビーをやっていたというスポーツマン。ガタイの良いクマのようなヒトで、ごはんも 私の3倍ぐらい食べる、いかにも~な人なんだけど、意外な趣味があることが先日発覚したんです。それは無類のクラシック音楽好き!

私もけっこうクラシックが好きで、たまにコンサートに行ったりするんですが、たまたまデスクの上にその日に行くコンサートのチケットを置きっぱなしにしていたことがあったんです。そうしたら、それを見たKくんが「リアさんってショパン好きなの?」って。

びっくりしましたよ。まさか彼の口からショパンなんて単語が出てくるなんて夢にも思っていませんでしたから(笑)。

聞けば彼はクラシック好き一家で育ったとのことでお母さんとお姉さんはピアノの先生なんだそうです。彼自身も小学校に入る前からずっとピアノをやらされて いたものの、親への反発があり、中学時代に「男らしいスポーツがやりたい」といきなりラグビーを始めたとか(笑)。しばらくはクラシックから遠ざかってい たものの、三つ子の魂なんとやらで、今はまた聞くようになったとか。

正直、今までKくんとはあまり詳しく話したことはなかったんですが、大きな体のわりには繊細そうな仕草を見せるところとか、こうやって気さくに子供のころ の話をしてくれるところとか、そして何よりデカい体とクラシック好きというギャップが、なかなかいいわね、なんて思ってしまいました。

デカい体と中身のギャップ

ギャップは大事、と口をすっぱくして言っている委員会ですが、またここでも出ましたね(笑)。これだけ頻繁に出るということは、大事の中の大事、大事の最上級形なんですよ。
この場合は体育会系まっしぐらに見えるガタイの良さと、ショパンに惹かれるクラシック好きな一面という、あまりにもアンバランスな組み合わせ。そんなアンバランスさに、女子はぐっと来ることが多いのです。
あまりにも無理して作りすぎると白々しくなってしまいますが、普段からさりげなく意識するようにしているといいですね。

繊細そうな仕草

男らしさを男性に求める女性は多いですが、同時にふと繊細そうな仕草を見せられると、これもまたクラっと来てしまうもの。年がら年中繊細そうにしている男性は困りものですが……。
例えば爪や指先に気を使ってみたりだとか、持っている小物のひとつがキャラクターグッズだったりとか(笑)、10にひとつぐらい「女性っぽさ」があると、女性にとっては親しみやすい存在になります。

子供の頃の思い出話

心をオープンにして子供時代の思い出話を気さくにできる人は、女性に親近感を持たれます。もちろん聞かれてもいないのにベラベラと喋るのは問題外ですが、機会があったらヘンに照れたりせず、昔の失敗談や今だから話せるバカな話などを積極的に喋ってみるようにしましょう。
きっと相手もあなたにつられて、 ノリよく話してくれることでしょう。過去の思い出を共有しているという意識は、二人をぐっと近づけてくれます。

マイの思い出し

確かに「無粋に見えて意外に芸術に造詣が深い」っていうのは、なかなかポイント高いですね。この場合のデカい体なのにショパン好き(繊細そうの最たるイメージといっても過言ではない)というのは、ほぼ最強ではないでしょうか。
ここまで極端ではなくても、「無精ヒゲが生えてるのに字がめちゃくちゃうまい」とか「金髪で歌舞伎や能鑑賞が趣味」などというのも同じベクトル上にあるかと思います。目指してみては!?

普段はラフな服装なのに!【モテレポート】

リンリンさん(26歳 フリーター)

普段、よく飲みに行っているバーがあるんですが、同じ常連さんで、そこで知り合ったというカップルが結婚することになり、バーテンの男の子と一緒に、先日、披露宴にお招きしていただきました。本人には言えないけどちょっと不安だったのが、そのバーテンの子。

普段はけっこうキタナイめの格好をしているんです。
Tシャツの首元が伸びきっていたりとか(笑)
年齢もまだ23歳と若いし、聞けば一人暮らしだって言うし、ちゃんと恥ずかしくない格好で行けるのかしら、と失礼ながら心配していました。

結婚式の日が近づいてくると、それとなく「スーツ準備した?」って聞いてみたり、何となくプレッシャーもかけたりして(笑)

でも、当日待ち合わせ場所に行ってみてびっくり!
その子、一分のスキもない!ってぐらいしっかりした格好で立っていたんです。
スーツにもシワひとつないぐらい。
しかも立ち居振る舞いも、普段着慣れないスーツに「着られている」感じじゃなくて、ちゃんと「着こなして」堂々としている感じ。
マナーもしっかりしているし、見ていて好感度大、どころか、いつもとのギャップもあって、何だかドキドキしちゃいました。

何と言ってもギャップ!

“意外な一面”がいいギャップに繋がるのはモテの王道パターン!
時には、普段と違った自分を表に出すことが功を奏すのです。

外国のことわざでも「愛すべき女性は、ときに姉であり、ときに妹であり、ときに母であり、ときに妻であるような女性が良い」というものがあります。
つまり、色んな側面を持っている人は飽きられず、常に相手をときめかせられるということ。

これは男性にも当てはまります。
もちろん、いきなり何種類ものギャップを作り出すのは難しいでしょうから、無理に作る必要はありません。何かひとつあるだけでも効果は十分です。

オンとオフの切り替え

普段はTシャツばかりというラフなスタイルでも、ここぞというときには恥ずかしくない格好で臨めるという、オンとオフの切り替えぶりは見事です。

こういう場合は、オンになったときがオフに引きずられて中途半端になったりする場合が多いですが(この例だと、スーツにシワがあったなど)、そうではなくキッチリと確実に分けられているところが◎。

もちろんこれは服装だけに限ったことではなく、言葉遣いや仕草といったものにも当てはまります。

場所に応じたマナーを知っている

結婚式などの冠婚葬祭に出席するときのマナー、食事のマナーなど、あなたはきちんと知っていますか?

マナーについては意外に女性の目は厳しいもの。
付き合う男性に、一緒にいて恥ずかしい思いをさせられたくないですからね。
今回登場してくれた男性のように、公式の場でも通用するマナーが身についていれば、それだけで女性からの評価はぐっと上がります。

マイの思い出し

普段から堅苦しい男はお断りだけど、いつもは気さくなのに、決めるところではばっちり決められるっていう男性はステキですよね。

デートのときも、いつもはパーカーやTシャツでもいいから、10回に1回ぐらいはスーツとかで着てくれたら燃えるかも!って、彼氏がいない私が夢見がちに言うのもイタイですが……(苦笑)