現代会話用語に「…っていうかさ、」という表現がある。
そんでもって“現代会話”ではこれは決して否定で使われているワケではありませんな。
むしろ「○○で△△」ということについて、相手が「○○だよねぇ~」と言った時に「っていうかさ、△△」と返すために使われることの方が多いようで。
でもね、実はこの「…っていうかさ」って、実は否定形なんだって気付いてました!?
だって本当は「○○というよりはむしろ××」という時に「○○っていうか××」って使うのが正しい?のじゃないかと思うんですわ。
10代くらいの人たちが“仲間内で使うコトバ”として、このコトバを“否定形でなく、積極的な肯定で使う”というのは、別に“アリ”だと思うんですよ。ただね、男性が女性と会話する際には、ちょっと気をつけられた方がいいんじゃないかなぁと思いますわなぁ。
以前、会議やプレゼンテーションの際のノウハウみたいなものに触れた文章の中で『まずは相手の言葉を肯定で受ける』という一文があって、すっごく唸りましたね。
どんなできた人だって
自分が言ったことをのっけから否定されるよりは肯定された方が嬉しいだろうなぁと思う。
もちろん場面によっては、否定から入ることで大きなインパクトを相手に与える会話術ってのも、あるにはあるんですが、これは、その場面や相手を慎重に見極めてからでないと使えないワザ!ですわ。
で、会話上手の人のコトバに気をつけていると、確かに“決して否定から入らない”ということが多いのよね~。
- 「~ということだと思うんだけど、ど~お?」
- 「そうだね。そういう人もいるね。
ただ、~な人もいるだろうし…」
ってな感じで、まずは一旦、相手のコトバをとにかく肯定で受けてしまう。これが
- 「~ということだと思うんだけど、ど~お?」
- 「違うね。~な人だっているじゃん…」
こんな風に、“否定から入る”と、伝えてる内容は上下の例文でほとんど変わらないハズなのに、相手が受ける印象が大分変わりそうなことが、よくわかりません?
そして冒頭の「っていうかさ」は、実はその“否定形”ということを意識しないまま、まるで常用の接頭句にしてるかのような人が、結構いるんだよなぁ。
こちらが言ったことをコトバを置き換えて言い直してるだけにも関わらず、言い出しが「っていうかさ…」で、始まってるヤツ。
そんでもって、せめて“もっと適切で簡潔な言い回し”に直って返ってきたなら、まだ「っていうか」でもガマンできるのだが、こういう輩に限って、大して上手な表現に変換されてくるワケでもなく、別に「っていうか」なんて言わずに、単純に「そうだね。」でよかったんじゃないの!?とか思ったりするのよ(苦笑)
周囲を見回してみると
“なんとなく反感を買ってしまうヤツ”とか“なんとなく話し辛いヤツ”なんて人は、案外こんな“些細なコトバの言い回し”で失敗してる人が多いと思う。
特に女性は“感覚的に話す人が多い”とよく言われる(※毎度のことで恐縮ですが、決め付けてるワケではありません、あしからず)
とりあえずそんなに深く考えず“しゃべるためにしゃべる”ってことも、確かにあったりする(笑)
だからってワケでもないけど、論理的でない時があったりもするでしょうよ(ま、これは女に限らないけど)。
そんな時、いくら理屈に合ってないと思っても、一旦上手に肯定で受けられる人は、女性との会話を楽しく続けられる人になれる、と思う。
相手の言ってることを、とにかく、一度受け止めてみよう、と思っていれば、相手は「ああ、肯定してくれる」=“話しやすい”→“会話したい人”と感じてくれるワケですよ。
この会話術は、単純だけど、結構効くんですよ~(笑)
簡単な話だろうと、小難しい話だろうと、“一旦、肯定で受け止める”
これは、彼女のハートもさり気なく掴むこと、ウケアイ!(笑)
但し、気をつけていて欲しいのは、“全て肯定し続ければいいってもんじゃナイ!”ってこと。
つまり、“相手のコトバを受ける”時には“肯定で”受けても、その後も全て相手の肯定ばかりしかない人って、彼女の“イエスマン”みたいになっちゃうでしょ?
まるで“自分の意見がない人”みたいに。
そこは、きちんと“肯定で受けてから、でも自分の考えも言えるように”ならないと。
いずれにせよ、「…っていうかさ」なんてコトバを連発しているオトコで、「…っていうかさ」と言えるくらいの、後に上手に続くセリフ(否定にせよ肯定にせよ)を聞いたためしは滅多にないので、よほどの会話の達人でもなければ、このコトバは封印した方が、身の為かも知れませんわな(苦笑)

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