「アメリ」のあらすじ
小さな頃からいつもひとりぼっちで空想の世界の住人だったアメリ。
22歳になった彼女はモンマルトルのカフェで働きながら、周囲の人々を観察しては、こっそり彼等の人生に入りこんで、楽しいイタズラを仕掛けたり、世話を焼くことに喜びを見出していた。
が、自分のこととなると臆病で無頓着、現実世界と折り合いがつけられないまま、それを人知れず悩んでいるのだった。
そんなアメリにもある日運命の出会いが・・・。
果たして彼女は自分の世界を飛び出して愛する彼へと向かっていけるのだろうか?主演・アメリにはオドレイ・トトゥ。
空想好きでちょっと変わった女のコをキュートに好演し、本作公開後フランス中が彼女の虜に。とびきり楽しいエピソードとディテールにこだわった遊び心いっぱいの映像が印象的なラブ・コメディ。
監督:ジャン=ピエール・ジュネ(2001年フランス)
「アメリ」の恋愛名セリフ・名場面
- 「ともあれ、一目ボレはあるんじゃ。」(カフェの常連客)
- 「でもこの商売を30年もやるとわかるの。
一目ボレにもレシピがあるのよ。材料は顔見知りの2人。
互いの好意をからめて、よく混ぜれば一丁あがり!」(女主人)
背景
アメリが働くカフェ“ドゥ・ムーラン”には、今日も個性的な常連客が集まっていた。
カフェの女主人シュザンヌと常連の老人の会話を小耳にはさんだアメリは、店内を見回して売店のジョルジェットと常連客ジョゼフの2人に“一目ボレのレシピ”を使ってみることに。
彼女と彼それぞれに相手が好意を持っていることをアメリが告げると、途端に彼等の気持ちは引き合い、一気に親密な関係に。
アメリのお節介であっという間に1組のカップルが“一丁あがり”!になったのだった。
恋愛力UPポイント
ヒトを幸せにする。
小さな頃から学校にも行かず、いつも孤独だったアメリは、大人になっても他人と深く関われません。
そんな彼女の楽しみはこっそり周囲の人々を観察しては、ちょっとだけ彼等を幸せにするイタズラを仕掛けること。
結果、思い通りに事が運ぶと、現実世界と自分との調和がとれたような気持ちになっていたのです。
幸せなヒトの顔を見ると彼女の人生も途端に輝きだします。
でもそれはつかの間の事。
アメリのやり方はいつも間接的で、相手に直接働きかけようとしないから結局全て他人事。
相手とまっすぐ向き合えない彼女は自分自身のホントの幸せとは縁遠いままでいました。
今そこにいない人間との関係を想像するのは好きなのに、今そこにいる人間との関係は苦手。
他人の人生は軌道修正できても、いつまでも自分自身の人生を軌道修正できないでいる。
そんな彼女と自分が重なるという男性、多いんじゃないかな。
自分が幸せになる。
現実逃避を続けるアメリにも、とうとう人生の転機が訪れます。
それはニノ(マチュー・カソヴィッツ)という若者との出会いでした。
自分とどこか同じ匂いを持つ彼に恋したアメリは、とうとう現実と対決しなければならなくなります。
彼女お得意のやり方で、ニノとかくれんぼのような駆け引きを続けたものの、2人はいつまでたっても平行線のまま・・・。
で、そんな2人は結局どうなったのかというと・・・、
アメリの部屋を訪ねてきたニノの胸に彼女が飛び込んで一丁あがり♪
恋のレシピはいたってシンプル。
ほんの少し勇気を出すだけで人生は絶品になるんですね。
一生懸命策を労するより、大好きなヒトには「大好きだ」と素直に言った方が気持ちが通じるんです。
この映画はとびきり楽しいエピソードの数々で、ソレを教えてくれます。
いつまでたっても自分の殻が破れないシャイなあなたにオススメします♪


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