top恋愛メールライフシーズン2>デート中の会話のきっかけ


出版社に勤めるOLあんな、25歳。 好奇心旺盛な乙女は、趣味仲間を見つけると同時に素敵な出会いを求めて恋愛支援サイトへの登録を試みました――

デート中の会話のきっかけ

23

 

…………いざ向き合うと話す言葉が出てこない。
なんだかヘンに焦って余計に緊張しちゃって、さらに口が重くなる。
うわああああ、悪循環(;・∀・)

ゆーちゃんをチラっと見ると、相変わらずウーロンハイをチビチビ飲んでいる。
何かを話し出す気配は……ナイ。
ていうか、ゆーちゃんもやっぱり気まずく思ってるのかな。
傍目にはそんなふうには見えないけど。

うーん、毎日楽しくメールしていた弊害がこんなところで出るとは。
こうなったら仕方がない。もう酒の力を借りるしかッ!(;´Д`)

思わずビールをぐいっと飲み干す私。
ああああ、今日はおとなしい子でいこうと思っていたのに…のに……
なんか、楽しくなってきちゃったじゃん!(((( ;゚д゚)))

「あー、そうそう、ゆーちゃんって夏フェス行ったぁ?」

喉の奥から何やらすっとんきょーな声が出てくるが……止まんない(泣笑)。
私って、酒がすぐ回るんだよね。
幸い正気を失くすところまではなかなかいかないけど、あっという間に楽しくなっちゃう。ヽ(´ー`)ノ

「あー、行ったよ~。今年のサマソニは良かったよね。オレ、リンキン並んじゃったよ」

お お お お お お お お お お お !会話が成り立った!(←志が低すぎ)(゚∀゚)

それからはミューズで泣いただの、トゥールは神がかってるのだの、けっこー音楽の話で盛り上がった。
もともとすごい好きなジャンルってわけじゃないらしいんだけど、今回はなんとなく惹かれるものがあって行ったらしい。

「オレ、一人で行ったから、盛り上がるときも一人で、なんか途中で自分で『何やってんだ?』とか思っちゃったりしてさー」

ウーロンハイ片手に、始めと同じテンションでゆーちゃんが言う。

え、ひとり?
“ひとり”ですか? アァ?( ´Д`)σ

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