「ALWAYS 三丁目の夕日」のあらすじ
日本が高度成長期にあった昭和33年の東京下町を舞台に、夕日町三丁目の住人達が織り成す心温まる人間模様を描いた感動と希望の物語。
連載開始から30年あまり、超ロングセラーとなった西岸良平原作の同名コミックの待望の映画化。住人達には吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪ら豪華キャストが集まり、今ほど便利でも裕福でもなかったのに夢と希望でいっぱいだった古き良き昭和の人物像を好演。
当時建設中だった東京タワーや東京の街並みがセットやVFXで忠実に再現されているのも見所のひとつ。
続編は同監督、ほぼ同キャストにて今年2007年11月公開予定。
監督:山崎 貴(2005年 日本)
「ALWAYS 三丁目の夕日」の恋愛名セリフ・名場面
- 「あんた前にオレと一緒になってもいいようなこと言ってたよな?」(茶川)
- 「あっ、あれ…、ヤダ先生、話ってそのこと?もう忘れてよ。」(ヒロミ)
- 「(指輪の箱を差し出しながら)
その…、コレ、その…。オレもあんたにうちにきてもらいたいんだ。」(茶川) - 「先生…。」(ヒロミ)
- 「(指輪の入っていない空の箱を見せながら)
スマン。このとおりだ。金が…、箱しか買えなかった。でもすぐ、この中味はすぐ…、オレの原稿がもう少し高く…。」(茶川) - 「(左手をさしのべて)つけて。そのいつか買ってくれる指輪つけてよ。」(ヒロミ)
- (茶川があるはずのない指輪をヒロミの左手の薬指にはめる)
- 「(左手をかざして)キレイ…。」(ヒロミ)
背景
夕日町三丁目の住人・茶川竜之介(吉岡秀隆)は、東大卒で芥川賞の最終選考に残ったこともあるが、今は三流少年誌に子供向け冒険小説を執筆しつつ、駄菓子屋を営みながら細々と暮らすしがない小説家。
そんな彼が恋心を抱く小料理屋のおかみ・ヒロミ(小雪)の元に引き取り手のない少年・淳之介(須賀健太)が転がりこんでくる。
ひょんなことから淳之介の面倒を見ることになった茶川は、ぎこちないながらも持ち前の優しさで次第に少年との絆を深めていくのだった。
そんな2人の様子を見守りながら、同じ時間を共有するうちに茶川にどんどん惹かれていくヒロミ。
雪の降るクリスマスの晩、茶川は思い切ってヒロミにプロポーズする。
今自分にできる精一杯の気持ちを込めたプレゼントを差し出しながら…。
恋愛力UPポイント
プレゼント、そこに生まれるステキなドラマ
今、世間はバレンタイン一色ですね。
街に繰り出すと、至るところにチョコレートやプレゼント商品のパッケージが溢れています。
本命にしろ、義理にしろ、友情にしろ、この時期、男性の皆さんは女性からのプレゼントの有無に、気持ちが波立っているのではないでしょうか。
あげたり、貰ったり、プレゼントが行き交うヒトとヒトとの間には、大なり小なり必ずドラマが生まれるものです。
プレゼントと聞くとワタシの頭に浮かぶ映画が今回紹介する『ALWAYS 三丁目の夕日』。
本編の舞台は昭和33年の東京です。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機が三種の神器と言われていたあの頃、人々は今ほど裕福ではなかったけれどヒトを想う心だけはこぼれんばかりに持っていたのです。
この人情ドラマには全編通して温かいヒトとヒトとのエピソードが描かれているのですが、最も印象的だったのはクリスマスの場面。
親は子に、そして男性は大好きな女性に、心ばかりのプレゼントを贈ります。
貧しいながらも、自分にできる精一杯の気持ちが込もったプレゼントを渡す男性、そしてそれを受け取る女性、その姿に思わず感動してしまいました。
昭和って心のやりとりがちゃんとできた時代だったんだなあと思います。
時代が移ろっても、基本はやっぱり同じです。
一粒1000円以上もするセレブなチョコレートを自分用にと女性が買っていく現代、いくらこれが自分にできる精一杯だからと言っても、中味のない空の箱を彼女達にプレゼントしたら、きっと資金不足を嘲笑されてしまうでしょうね。
便利なモノにまみれて暮らすワタシ達は、本当に価値あるものをきっと見失っているんだと思います。
傍らにいる友人ともケータイメールでやりとりする昨今、周囲との距離感をみんな計れず、孤独に苦しんでいます。
ほんとはもっと心のやりとりがしたいのにできないでいます。
『ALWAYS 三丁目の夕日』が2005年を代表する大ヒット作になったのは、昭和の頃の人々の心温まるエピソードが淋しいワタシ達をノスタルジーで甘く満たしてくれたからです。
2月から3月、女性も男性も相手へのプレゼントで心悩ますこの時期にこそ、この映画をオススメしたい。
時代が移ろっても、ワタシ達が相手から受け取りたいものは同じはず。
そしてあげるべきものも同じはずだから・・・。


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