「サヨナラCOLOR」のあらすじ
中年医師・佐々木(竹中直人)が勤務する病院に、高校時代のクラスメイトで、一言も口を聞いたことがないが、ずっと密かに想い続けてきた初恋の憧れの女性・未知子(原田知世)が入院してくる。
彼女の主治医になるが、未知子が自分をおぼえていないことを知り動揺する。
しつこいと言われながらも佐々木は未知子に自分の存在を思い出してもらうために必死にアプローチ。
そして病気の彼女を励まし続け勇気づける。
徐々に心を通わせるようになる二人。そして未知子の手術の日が近づいてくるが…。
人をひたむきに想う気持ちの強さをコミカルに描いた切ないラブストーリー。監督:竹中直人 (2004年 日本)
「サヨナラCOLOR」の恋愛名セリフ・名場面
- 「私、佐々木先生にプロポーズした」(美知子)
- 「佐々木先生?」(雅夫)
- 「手術の直前、私からしたの」(美知子)
- 「まさか」(雅夫)
- 「返事はくれなかった」(美知子)
- 「あんなやつのどこがいいんだ。しつこくて変なやつだってお前も言ってたじゃないか」(雅夫)
- 「あのしつこさが私を救ってくれたと思う」(美知子)
背景
子宮ガンの手術を受けて無事成功した未知子が、長年の恋人の雅夫に、自分から佐々木医師にプロポーズしたことを帰宅した部屋で告白する場面。
恋愛力UPポイント
「過去」よりも「現実」が大切
高校時代に同じクラスでありながら、一言も言葉を交わさず未知子を見つめて、愛し続けてきた佐々木医師。
初めのうちは「僕のことおぼえていませんか」と言い続けてきた佐々木に対して、しつこいのであまり良い印象は持てなかった未知子ですが、一緒にいて楽しく過ごせたり、笑いを交えながらも一生懸命に自分を励ましてくれる佐々木に対して心を開くようになります。
学生時代はうまく話せなくても、不器用ながらも真摯に相手と向き合えば心は伝わるものなんです。
そして今回のように高校時代からは考えられないほどに親密になり、人生のパートナーとして歩む可能性が出てくることも。
いかに「過去」ではなく「現実」の接し方が大切かということがわかりますね。
一人の人を思い続ける素晴らしさ
ずっと相手を思い続けることって相手を心から好きでなければ難しいですよね。
高校時代は話す事すらできなかった佐々木医師は、主治医と患者という関係を通して、自分の体調もあまり良くないのに彼女を一番に考え、彼女の病状の回復だけを願い励まし続けます。
一人の人を思い続ける素晴らしさと切なさに心を打たれます。
“こんなふうに人を好きになった事はあるかな”と自分にふと問いかけてしまう映画ではないでしょうか。


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